- 一時停止の大切さ

交通事故・一時停止の大切さ

交差点や優先道路に出る際に、大抵設置されている一時停止の標識。

しかし一時停止せずに徐行したり、停止線をはるかにオーバーして止まったりするドライバーは後を絶たず、付近での接触事故が多発しています。事故を未然に防ぐために、日本自動車連盟(JAF)は、3段階にわたって停止する(多段階停止)を推奨しています。

①まず停止線の手前でしっかりと止まる。
②続いて歩行者や自転車に自車の存在を知らせるため、徐行して自車の鼻先が出たところで止まる。
③最後に周囲に対してアピールしてから左右の確認ができるところで止まる。発進する前には、歩行者や自転車がいないか、安全確認をしっかりと行ったうえで走行しましょう。

一時停止の標識における「停止」とは、完全に車のタイヤが止まることを表しています。よく目にするのが、停止線を通過して、自車の鼻先が交差点に入って周囲を確認できたところで停止する、または徐行しながらの交差点への進入です。これでは一時停止にはなりません。

一時停止の白線は、交差点よりかなり手前に引かれていることも多く、実際には白線で止まっても周囲の状況を確認できないことも多いと思います。しかし白線で停止せず、いきなり交差点の直前で停止したのでは、ぶつかりそうになっても危険を回避することはできません。

特に高齢ドライバーの場合は、違反別の事故原因として「安全不確認」「交差点安全進行義務違反」が約60%を占めています。また交差点などでの出会い頭の事故も目立ちます。必ず一時停止をして、周囲の安全確認をすることが大切です。


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