- 交通事故による腰痛

交通事故による腰痛

交通事故の場合、一番多いケガは、頚椎捻挫(むち打ち症)となっています。

そしてそのむち打ち症は、腰の部分にも起こることがあり、これを「腰椎捻挫」と呼びます。まず、腰椎とは、脊柱の下部にあるものです。腰椎捻挫とは、その腰椎の周囲の組織に障害が生じ、急激な痛みや炎症が出た状態のことです。いわゆるぎっくり腰の状態です。ぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときや、無理な姿勢をとったとき、大きなくしゃみをしたときなどに、突然腰痛が起きるイメージですよね。 交通事故での追突などの場合にも、首のむち打ち症と同じように、腰にむち打ち症が発生してしまうことがあるのです。

その症状としては、

〇安静にしていると痛みはやわらぐが、動こうとすると痛みが強くなる。
〇夜寝ていて、寝返りをうとうとすると痛みがでる。

などです。

また、椎間板ヘルニアを起こしている場合には、お尻や太ももの裏側などがしびれたりします。交通事故の場合はどうしても首のケガの方に意識がいってしまい、腰については軽視されがちです。腰や足に少しでも症状があったら、かならず整形外科でレントゲン等の検査を受けて診断を受けてください。

腰椎捻挫の治療法は、まず1から2週間程度は安静にすることが大切です。安静とはいっても寝ているばかりでなく、日常生活程度の動きはしていたほうがいいです。安静期であっても、軽度の電気治療や、患部を冷却しながらの軽度のマッサージ等の治療は行なったほうがその後の経過は良いようです。1~2週間経過したあたりから、リハビリを行います。
電気治療、マッサージ(MPF療法)、さらに症状によっては、骨格矯正、はり治療や酸素カプセルを併用して、一人一人オーダーメイドの治療を行います。軽いストレッチや体操なども徐々に取り入れ、最終的には軽いウォーキングや筋トレなども取り入れて、早期の根本改善を目指します。


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